もしも君が・・・~キミガクレタモノ~
ドキッ―

心臓がドキドキしてる。

ズキンッ!

「っ・・・!」

心臓が激しく痛む。

「大丈夫か?」
「お・・・おぉ」
「ほら!さくら起きて!」

さくら・・・

「ん・・・」
「さくら起きて?」
「おはよ・・・って!えぇ?!」

驚いた顔のさくらも素敵だった。

「えっと、路希さくらです。」

ドキンドキン・・・
ズキッ!
また激しい痛み―

「よろしく!」

臣が話しかけている。
ズキン・・・
なんでこんなに痛むのだろう・・・
そんなのも忘れるくらい、僕はさくらに一筋になっていた。

その後に、軽く自己紹介をした。
僕は、さくらだけしか見ていなかった。
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