もしも君が・・・~キミガクレタモノ~
さくら
シャレではないけれど、
さくらは桜が本当に似合っていた。

「おいっ!愁?」
「お・・・おぉ!」
「愁ってなんか、おもしろいね!」

さくらが愁って呼んでくれた―
そんな些細な事でも、僕の感情は激しく変わった。

バンッ!

扉が勢いよく開いた。
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