キミと一緒に。【完】
「私は、夢や恋愛に興味なんてなくて。でも、由斗と付き合って変わりました。好きって気持ち、夢を持った時の楽しみ…全てが変わったと同時に、わかったんです」



「……」



「紅葉さんに何があったかは、わかりません。でも、これだけは言えます。紅葉さんが人を愛せば、必ず自分も愛されます」



由斗が私を大切にしてくれたから、私も由斗を大切に出来るようになった。

相思相愛って意味を、身を持って知れたと思う。
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