キミと一緒に。【完】
「入ったぁーーっ!!」



興奮した兄貴の声。

ホームベースを踏み、帰って来る3人を順にハイタッチで向かい入れる。
こっちまで来てくれた倉元と由斗に、加菜恵と羞恥を捨てて飛び付く。

由斗は嬉しそうに抱き締め返してくれる。



「あ、腕は大丈夫?」



「まぁな。完全復活とは言えないのが事実だけど、良い感じだ」



肘は順調で、ホームランで3点リード。

由斗の力は凄まじい。
< 196 / 430 >

この作品をシェア

pagetop