キミと一緒に。【完】
今回は見るからにわかる、場外ホームラン。

歓喜に湧く中、由斗はドヤ顔でチームメイトにハイタッチを交わしに行く。

新太が勝利を確信したと、早々とベンチに行ってしまう。

由斗と握手し、兄貴の肩をバシバシ叩いて喜ぶも、部外者。

母親が、新太を引き摺り戻して来た。



「大人しくしてなさい!」



「…喜びは分かち合うものじゃないのか;;」



…それは、そうなんだけどね。
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