キミと一緒に。【完】
「これ良いね!この位が一番、好き」



「俺も。これにするか!」



お互いに気に入り、私たちはレジへと持って行く。

一つ3千円もするのに、由斗は迷いなく買ってくれた。



「良いの?」



「気にすんなよ。ほら、彫って貰う文字、決めて」



「うん。ありがとう」



無難に私は、記念日とイニシャルを選択。

“9・15 Y×K”

文字までシンプル過ぎるかな?
< 208 / 430 >

この作品をシェア

pagetop