キミと一緒に。【完】
飛ばして来てくれた慎吾さんとお姉ちゃんが、車から降りて来るなり、私は抱き着いてしまった。

電話で話しただけあり、慎吾さんも複雑そうな顔付き。



「取り敢えず乗ろうか。今夜は泊まれば良いから」



「…はい…」



どうやら家の近くの賃貸マンションで、同棲を始めたらしく、飛ばさなくても10分と掛からなかった。

部屋に上げて貰い、冷たいお茶を貰った。
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