キミと一緒に。【完】
お祖母ちゃんの部屋からは、田んぼや山が見える。

自然が広がる景色が、無心にさせてくれる。

何もかも忘れて、窓の外を見つめてると、犬の散歩をしてる、近所のおばさんが目に入った。

そういや、ここにも犬が居たような。

私は部屋を出て、家の裏へと行った。

番犬の代わりの柴犬が、尻尾を振って私を見てる。

頭を撫でれば、顔を舐めて来る。



「可愛いね…」



…心が和むよ…。




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