キミと一緒に。【完】
キッチンでお湯を沸かしながら、ピザ屋のチラシを見てる由斗。

携帯で時間を確認すると、19時を過ぎて居る。



「ごめんなさい。これからお食事ですよね?私、失礼します…っ!」



「え?花音ちゃん、食べて行かないの?と言っても、男所帯なだけ、出前にしちゃうけど」



「そ、そんな…」



図々しい事は出来ないと、遠慮する私。

けど由斗は、「寿司もある」と、お寿司屋さんのチラシを掲げた。
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