キミと一緒に。【完】
隠れ家的で、知る人は少ない筈なのに。



「ヘイ、らっしゃーいっ!」



3人で自動ドアを潜れば、ユニフォーム代わりの黒いTシャツに、黒のパンツと、完全な黒ずくめの兄貴に出迎えられる。

…キッチンに入っててよ;;



「花音!それに鹿波!」



「人違いですよ、店員さん!;;」



「は?間違いなく、のんたんだろうが」



「“のんたん”は止めて!;;」



…って!!

兄貴のカマにハマってるし。
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