キミと一緒に。【完】
ーードン…ッ



「――へっ?!」



高3レベルか疑ってしまうような難問を解いてると、2階から大きな音がした。

かなり集中してたらしく、驚き過ぎて、ダイニングチェアから一度、お尻が浮いた。

ページの間にシャーペンを挟み、2階へと走り、新太の部屋に飛び込む。



「…2人して何してんの?こんな夜中に;;」



ベットなど家具に囲まれた狭いスペースで、由斗が新太にコブラツイストを仕掛けて居た。
< 290 / 430 >

この作品をシェア

pagetop