キミと一緒に。【完】
「――俺の女に、暴力とか止めてくれるか?伊達に由斗の豪速球も受けてねぇんだよ」



でも、倉元が寸止めをした。



「…っ…何が良いの?この2人の何が良いのっ!!」



泣き始め、倉元へ逆ギレをした古森さん。

加菜恵の事まで言うって事は、由斗以前に、目立ち、顔立ちの良い男が好きなんだろうか。

新太の顔色も、疑ってたし。



「今の古森先輩には、わからないだろうね。わからなくて良いけど」



新太は溜め息を吐きながら、空いてる椅子に座った。
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