キミと一緒に。【完】
「…それだけじゃねぇよ。花音はな、お前みたいに卑屈じゃない」



「加菜恵は、正義感に溢れてる」



「人をイジメて楽しい?つまらなかったんじゃない?もっと人生の楽しさ知るべきだよ」



このクラスの担任が入って来て、新太は立ち上がるも、古森さんを見下ろしながら、ビシッと言った。

でも、由斗は言い足りないのか、辺りを見渡し、私の肩を抱いて来た。
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