キミと一緒に。【完】
「何でこれ?」



「花音の携帯、料理の写メしかないから」



「まぁ、ね」



料理が上手く行った時は、無性に写真に残したくなる。

だから見た目も気にして盛り付けてるんだけど、見られるとは…。

加菜恵の隣に移動して、走って来た倉元に座るように伝える。

わざわざ走って来るなんて、寝ちゃうほど退屈だったんだね。

未来の名キャッチャーのエネルギーは、加菜恵。

加菜恵を見付けた瞬間の笑顔が甘いよ。
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