キミと一緒に。【完】



4人が揃い、私たちは年越し蕎麦の事も考え、ポテトなどの軽食を取る事にした。



「アイス食べたくね?」



「それはお前だけだな」



私と加菜恵はやる気のない態度で、目の前の男たちを見つめる。

2人の微妙な距離。

そんなに隣同士が嫌だったかな?



「私、ちょっとお手洗い」



「あ、うん…っ」



加菜恵がトイレへ行く為、私は席をズレた。

壁際の席は、内側に入ると面倒。
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