キミと一緒に。【完】
窓の外は、高速に入っても暗い道が多い。
長距離の運転は久しぶりの兄貴を気遣いながらも、シートに背を預ける。
「辛かったら寝ろよ?」
「うん。大丈夫」
眠気は全くと言えるほどなく、ただボーッとしてるだけ。
サービスエリアに入り、休憩する兄貴の欠伸にもつられない。
「鹿波の事ばかり考えてるか?」
「…そんなわけないでしょ」
強がってても、怪我に試合の行方と、不安な事がある。
長距離の運転は久しぶりの兄貴を気遣いながらも、シートに背を預ける。
「辛かったら寝ろよ?」
「うん。大丈夫」
眠気は全くと言えるほどなく、ただボーッとしてるだけ。
サービスエリアに入り、休憩する兄貴の欠伸にもつられない。
「鹿波の事ばかり考えてるか?」
「…そんなわけないでしょ」
強がってても、怪我に試合の行方と、不安な事がある。