キミと一緒に。【完】
「いつ避妊しなかったんだよ」



でも、期待外れだった。

身を乗り出し、小声で話して来た倉元は、知らなくても良い事実を訊いて来た。

だけど、私も知らない為、呆れながらも由斗をチラ見。

知りたくないわけは、ないよね。



「あぁ、カラオケ」



「…ハハッ…;;」



そこしかないよね。

全く、気付かなかった。

…あー…;;

カラオケに一生、行けない。

この子がカラオケで?

凄い奇跡だと思える。
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