キミと一緒に。【完】
「…無理だ。いくら花音に頼まれても」



「由斗には、夢があるでしょ?」



「その夢の為に、今やらなきゃいけないんだよ」



「そんなのおかしい!」



「おかしくないだろ!!」



言い合いになり、お互いに一歩も引かない状況。

2年生のベンチ入りを果たしてる子が現れ、由斗は慌てて試合に戻る。

「どうしたんですか?」と訊かれるも、返す言葉はない。
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