キミと一緒に。【完】
チーズケーキを由斗と倉元に渡して食べてると、ドアがノックされる。
「はーい」
「…誰だろね?」
由斗が返事をし、私は閉めていたカーテンを開いた。
看護師さんによっては、病室でこんな宴会みたいな場面を見られては、怒られると思って締めてたカーテン。
その向こうには、紅葉さん。
「…どうぞ」
気まずさを感じつつ、中へと促すと、加菜恵が横目で紅葉さんを睨むように見た。
「はーい」
「…誰だろね?」
由斗が返事をし、私は閉めていたカーテンを開いた。
看護師さんによっては、病室でこんな宴会みたいな場面を見られては、怒られると思って締めてたカーテン。
その向こうには、紅葉さん。
「…どうぞ」
気まずさを感じつつ、中へと促すと、加菜恵が横目で紅葉さんを睨むように見た。