夢恋






 それからは、スムーズに流れていった。









 あたしも真由璃ちゃんも一発で「オッケー」を出された。









 ドラマ科教室と歌手科教室は向かい合わせだったから、あたしと真由璃ちゃんは一緒に教室まで向かった。








 ドラマ科教室のドアを開けると、教室にはさっきの女の子しかいなかった。









 「こ、こんにちは…」










 あたしを見て遠慮がちに挨拶をしてくる女の子。








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