夢恋





 「最近、泣いてる事多いわね」










 珍しく厳しい口調で言った快実さん。









 「すみません…」










 「わたしは、そんなあなたを見込んだわけじゃないわ。本当にアイドルになりたいって思ってるあなたを気に入ったの。彼氏のことでゴタゴタして仕事ができないならアイドル、辞めちゃいなさい!中途半端が1番迷惑よ!!やるならやりなさい」








 

 初めて怒った快実さんの言葉はあたしの胸にグサリと刺さった。








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