夢恋





 特別なことがなくたって、良かった。










 それなのに、どうしてあたしたちは別れてしまったんだろう…









 諒はあたしといて楽しくなくなったのかな…






 

 会えなくなったから、好きじゃなくなったのかな…








 あたしは今でも諒が好きだよ――…諒…会いたいよ――…









 気づいたら涙で視界が滲んでいた。









 手には涙がポタポタと落ちてくる。








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