ただ、そばにいて
次の日から、彼女のサポートを始める。
彼女の恋の相手は、仕事先の二つ上の先輩だった
なかなか、いいやつだと・・・思う。
彼女は先輩が好きだけど
いつも、近づけずに遠くから見てるだけ。
そんな彼女を僕は、毎日サポートする。
わざと先輩に渡す仕事を増やしたり。
ご飯を食べに行くようにしたり。
先輩の前でわざと転ばしたり。
そんなことを、しているうちに
僕はいつも、余計なことを考えた。
“あの先輩が僕だったなら・・・”
でも
それは余計な感情だ、僕は天使なんだから。