突然お嬢さま!?
予約
「ふわ~~」
瀬尾先生が大きな欠伸をする。


「今日、欠伸ばかりだね」

「昨日、文化祭の打ち上げで朝まで飲んでいたんだよ。昼過ぎまで寝ていたのだけど、なんかまだだるくてね」
ちょっと目がとろんとしている。

「寝ていてもいいよ。終わったら、起こすから」

「そう?悪いな。少し寝かせてもらうかな」
ソファーから立ち上がって、私のベッドに歩いて行く。


「えっ?ちょっと待って!このベッドで寝るつもり?」

「寝ていいって言ったよね?ダメなの?」
ベッドの上に座って、上目使いで見る。

ドキッ!


「ダ、ダメじゃないけど」

「じゃあ、借りるね。30分くらい寝れば復活すると思うからよろしく」
ベッドに入って、寝てしまった。


よろしくと言われても

はあ~

気にするほどのことではないのかな。

サッサと進めよう。

机に戻る。
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