突然お嬢さま!?
瀬尾先生が帰ってから、しばらくベッドで横になっていた。


何だか顔がにやける~。

心が通じ合うって幸せだ。

まだ予約段階だけど、瀬尾先生のことを考えると心が温かくなる。


幸せな気分に浸って、数十分。


♪~♪~♪

メールが鳴った。
誰かな♪

‘ちゃんとやるべきことやってる?ぼ~っとしてない?寝るなよ’

瀬尾先生からのメール。


「えっ?」

ビックリして起き上がって、キョロキョロと辺りを見回す。

どこからか見られているのか?

そんなわけない。

私の行動がバレバレなのか…


「クスッ」


‘ごめん、ベッドに寝転がっていた(笑)ちゃんと勉強します!’

‘そうだと思った(笑)しっかりやれよ’


気持ちを切り替えようと頬を叩いた。



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