突然お嬢さま!?
夕方、花屋で買った花を持って、お母さんと一緒に家へ帰った。


「私、荷物置いてくるね」

お母さんにリビングで待っていてもらい、部屋に急いだ。

荷物を置いて、部屋から出ると廊下を歩いている涼子さんに会った。


「お母さんが慎也のお見舞いに来ています」

「リビングにいるの?私も行くわ」
涼子さんと一緒にリビングに向かった。
お母さんと涼子さんは初対面」だった。


「はじめまして、真那がお世話になっています」
涼子さんを見たお母さんは立ち上がって、挨拶した。

「はじめまして、わざわざありがとうございます」
涼子さんも頭を下げる。

「立派なクリスマスツリーですね」
お母さんがクリスマスツリーを指差す。

「ねえ、大きいでしょ?」
私はクリスマスツリーの前へ歩いた。



「慎也くんのお見舞い出来ますでしょうか?」
お母さんが涼子さんに聞く。

「大丈夫ですよ」


3人で慎也の部屋に向かう。
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