突然お嬢さま!?
着物か~

七五三に着て以来、着てないな~

着物は歩きにくいからな~

でも、着物姿を瀬尾先生に見てもらいたいかも。

どんな反応するかな。


着物に決めて、岡本さんに着付けてもらった。
お腹苦しい。
きつくしないと崩れてしまうらしいけど、少し苦しい。

慣れるかな。

髪飾りもあったので、アップにしてみた。


「慎也、見て」

慎也の部屋に入る。

「お~きれいじゃん」

私はクルッと回ってみせた。


「真那さま、瀬尾先生が来られましたよ」

岡本さんが呼びに来てくれた。

「瀬尾先生と行くの?友達って瀬尾先生だったの?」
慎也がびっくりした。

「うん、行ってきます!」

階段を急いで降りるけど、やっぱり動きにくい。


「お待たせ…しました」
< 159 / 205 >

この作品をシェア

pagetop