突然お嬢さま!?
案内された私の部屋は

広い!
きれい!

センスの良い家具が置いてある。
机、テーブル、ソファー、ベッドなどなど
ここで一人暮らし出来そうなくらい揃っていた。


「奥さまが選んで用意されていましたよ」

「素敵です!」

うっとり~。
まるで夢の世界。


「お夕食の準備が出来ましたら、お呼びしますので、ゆっくりなさってください」


岡本さんが部屋から出たのを見て、まずソファーに座った。

座り心地、最高!

ベッドに寝てみる。

寝心地、最高!


♪~♪~♪

お母さんからメール、無事新しい家に到着したらしい。

私も加賀見家に着いたことを報告する。
 


部屋の隅に私が送ったダンボール箱が積まれていた。

この部屋に似合わないダンボールだ。
早く片付けよう。






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