突然お嬢さま!?
「w大だなんて…私にはそこに行けるほどの成績ではないです」

ぜったい無理!

「入試まであと半年しかないから、家庭教師を頼もうと思う」

何ですって?
家庭教師ですか!?

家庭教師なんて縁のないものと思っていた。


「では、私が手配しましょうか?」
涼子さんが聞く。

「いや…晴斗に頼もうかと思う」

「ああ!晴斗さんならいいわね!」

「今日、晴斗に話してみるよ」


私の頭は混乱しているというのに

話がどんどん進んで行っている…

誰ですか?その晴斗さんって…

どこの頭の良い方でしょうか?

W大なんて無理です。


不安です。
< 25 / 205 >

この作品をシェア

pagetop