突然お嬢さま!?
3時間が経ち、終わりの時間。

コンコン

岡本さんが来た。

「先ほど奥さまから連絡がありまして、用があって遅くなるそうです。旦那さまも遅くなるそうで…奥さまが瀬尾先生に夕食を食べてもらってくださいと言っておりました。どうでしょう?」


瀬尾先生と私は顔を見合わせる。

「もし時間があるようでしたら、食べていきませんか?」
私も瀬尾先生に聞いてみる。


「では、お言葉に甘えていただき、ご馳走になります」
瀬尾先生が岡本さんに向かって答えた。

「それでは、夕食の準備が出来ましたら声を掛けますね」

岡本さんはコーヒーカップを片付けて出て行った。


「え~と、時間まで勉強しますか?見ますよ」


「え~疲れましたよ」

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