突然お嬢さま!?
えっ?

何で浩樹も?

「腹ペコペコ~ご飯行こう!」
私と希美は浩樹の出現にびっくりしているというのに、浩樹はさっさと歩いて行く。

「ちょっと何でヒロくんも一緒なの?」
希美が圭太の腕を掴んで問い詰める。

「何か話をしたいんだって」
圭太は私のほうを見る。

浩樹と圭太はどんどん行ってしまうから、私たちも後に続く。


駅近くのファミレスに入った。
私の隣りに希美、希美の前に圭太、私の前に浩樹。

「4人で食べるの久しぶりだな」
浩樹がメニューを広げながら言う。

呑気な奴だ…

「何か用があるわけ?」
浩樹の顔を久しぶりに真正面から見る。

さらさらの髪、前髪が長い。
結構かっこいいんだよね~。



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