突然お嬢さま!?
「騙されないように気をつけなよ。悪い大人はいっぱいいるのだから」

今度は子供扱いですか!?

なんかムカつく~。


「おーい、ケント~」
瀬尾先生を呼ぶ声が離れたとこから聞こえた。

今度は女の人が2人寄って来た。

「さっき大悟に会ってケントがいるって言うから、来ちゃった。その子が噂の高校生?ちょっと紹介してよ」

「えっと、こちらが美波さんで…こちらが果歩さんで2人とも4年生」
瀬尾先生が紹介する。

「はじめまして、上原…あ、加賀見真那です」
私は頭を下げた。

「真那ちゃん、かわいい」
美波さんが握手してきた。

「ちなみに美波さんは晴斗さんの彼女」
瀬尾先生が言う。

「えっ?晴斗さんの?」
ビックリして美波さんをじっくり見た。

美波さんはロングの巻き髪で色白でとてもきれい。
果歩さんは普通だけど。

「ちなみに私はケントの彼女」
果歩さんが言う。

えっ?


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