私の嫌いな彼氏君
・・・・

「なんで・・・知ってるの?」

結月ちゃんと家族にしか、言ってないのに・・

「なんで? ずっと見てきたからかな?」


「ストーカーなの?」
見てきたとか、怖すぎっ

「いやいやっ違うから・・・

・・・でも、ほんとに怖いんだよね?」


・・・私は、小さいころ迷子になった

暗い・・とても暗い、街灯もポツンッポツンっとしかない細い道で・・・


石につまずいて、起き上がったら・・・
誰も・・誰一人、いなかった

まだ、小さかった私は・・怖くて一人で泣いていた

そしたら、いつの間にか・・・家に戻っていた



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