★ミルキードロップ★
「美憂……ホントに大丈夫か?」


『うん』


「怪我してねぇか?」


『うん』


陸君達は私のことどう思ってんだろ……サキさん達みたいに必要とされてない子みたいに思ってるのかな


助けてくれた陸君には感謝してる。だけど私の心はもぅズタズタだった

「美憂ーよかった無事で」

みんなの元についてから一番はじめに声をかけてくれたのは春歌だった


『心配かけてごめんね』


「美憂ちゃんホントに大丈夫か?」

「美憂ちゃーん私のせいでごめーん」

みんな口々に話しかけてくれたが私が信頼できるのは春歌だけだった
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