[短]秋葉の宝物
輝の顔
次の日の学校にて…
あたしのクラスでは、吹奏楽部の演奏のコトでもちきりだった。
それから話は輝のコトになった。
「輝さぁ、超かっこ良くなかったぁ?!!」
「わっかる!!!!」
「誰!?って感じだった(笑)」
あははと明るい笑い声で盛り上がっていると授業始まりのチャイムがなった。
あたしは自分の席に座り、隣に挨拶をした。
「おはよー」
あたしの隣に座っているのは逞と言うクラスの中でいちばん輝と仲のいい人だ。
少ししてから眠そうに逞が言った。
「ああ、おはよ」
そんなふうに
挨拶を交わしてから授業が始まった。