私だけの甘々彼氏
すると、いきなり拓海があたしを持ち上げた。
「拓海・・・?」
あたしが言うと、拓海は優しくあたしにキスをした。




そしてあたしをプールサイドに乗せて、
「なぁ、夏香。」
「うん?」
「目、つぶって?」

あたしが目をつぶっていると、
小指に何かがはめられた。

「目、開けて。」

そっと目を開けると、あたしの小指には指輪がはめられていた。

「拓海・・・。」

「俺と、結婚して下さい。」


泣きそう。
ってかもう泣いちゃった。
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