シスコン総長VS溺愛総長!? 1R
「おや、キミは確か佐々守君‥‥だったかな?」
「どーも」
ホッホッホと笑いながら、俺にもお茶を差し出すじじぃ。
「キミに断られた時は、傷ついたなぁ」
「はいはい」
実は、俺はここの不良をまとめる役としてここから推薦を受けていた。
そして、入ってくれれば生徒会も俺に任せると言われた。
だけど、俺は断った。
興味ないし、どうでもいいと思った。
それに、まだマナがこの高校に入ると知らなかったから。
マナが入ること知ってたら、推薦来なくても俺から無理やりにでも入れてもらえるように頼んでたけどな。