シスコン総長VS溺愛総長!? 1R
でも、不安もあった。


それは『マナが相手に惚れたとき』だ。


それだけは、俺にもどうしようない


対策のしようもないし、ちゃんとした野郎なら受け入れてやろうかと思ってた。


だけど‥‥‥ダメだな


いざ、そのときになるとそんなことを考えている暇なんてなかった。


完全に俺のエゴだったんだな‥‥


バカバカしくて笑えてくる。


ふと、あのじぃさんが言った言葉が頭をよぎる。


『これから先、妹さんが涙を流したことがあった時。その涙の理由の原因に少なからずお前さんが入ってくるということじゃ』


涙の‥‥理由‥‥


んだよ、あのじじぃは預言者か


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