シスコン総長VS溺愛総長!? 1R
ただ、手の感触と温度だけは覚えてた。
掌を見ながら、ただ何もせずに立ち尽くしてた。
寂しくて、切なくて、怖くて
無だったのに、心だけは忙しなくいろんな感情がぐるぐる回る。
そんな、何もない世界に小さな声が聞こえた。
『大っ嫌いだ』
白から一遍、辺りは急に色を失くし真っ暗な世界へ変わった。
「う、うあぁぁ‥‥あぁぁああああ!」
飛び退いて起きた世界は、俺のよく知った世界。
「はぁっ‥‥はっ‥‥」
夢‥‥‥夢か
おでこに手を当てながら、乱れた息を整えた。
掌を見ながら、ただ何もせずに立ち尽くしてた。
寂しくて、切なくて、怖くて
無だったのに、心だけは忙しなくいろんな感情がぐるぐる回る。
そんな、何もない世界に小さな声が聞こえた。
『大っ嫌いだ』
白から一遍、辺りは急に色を失くし真っ暗な世界へ変わった。
「う、うあぁぁ‥‥あぁぁああああ!」
飛び退いて起きた世界は、俺のよく知った世界。
「はぁっ‥‥はっ‥‥」
夢‥‥‥夢か
おでこに手を当てながら、乱れた息を整えた。