シスコン総長VS溺愛総長!? 1R
鬼と龍 ~カナタside~
ドアにすがりながら、腕を組む真っ黒な特攻服を着た男。
その顔にはマナの面影が‥‥
「白‥‥龍?」
ボケっと突っ立って何も言えない俺の代わりに、ケイタが呟く。
「今は、黒龍だよ」
ニコリと笑うも目は‥‥笑っていない。
口元を上げただけの、貼り付けたような笑顔。
「さて‥‥」
コツコツと、ブーツの音を立てながら俺にゆっくり近づいて来る。
いつでもベッドから出れるように、シーツに手をかけるレオとケイタ。
「俺のマナ。どこ連れてった」
低く、笑わない黒の瞳に俺は固まってしまった。
その顔にはマナの面影が‥‥
「白‥‥龍?」
ボケっと突っ立って何も言えない俺の代わりに、ケイタが呟く。
「今は、黒龍だよ」
ニコリと笑うも目は‥‥笑っていない。
口元を上げただけの、貼り付けたような笑顔。
「さて‥‥」
コツコツと、ブーツの音を立てながら俺にゆっくり近づいて来る。
いつでもベッドから出れるように、シーツに手をかけるレオとケイタ。
「俺のマナ。どこ連れてった」
低く、笑わない黒の瞳に俺は固まってしまった。