シスコン総長VS溺愛総長!? 1R
ハルが、少し寂しそうに呟いた。
その声色であたしの涙腺が、緩くなったのにハルは気づいてまた眉尻を下げた。
「今だって、ナオさんを尊敬してるし敬愛もしてる」
「なら、なんで‥‥」
「膨らみすぎたんだよ、俺の中に元からあった感情が」
「それって‥‥」
もしかして‥‥
「うん、マナちゃん。俺はそっち系じゃないよ」
「あれ、違うの?」
「前もだったけど、俺ってそんなにそう見えてんの?」
だって、今の話し方だったら誰でも思うよ‥‥。
「困ったな。そういう意味じゃなくて‥‥」
その声色であたしの涙腺が、緩くなったのにハルは気づいてまた眉尻を下げた。
「今だって、ナオさんを尊敬してるし敬愛もしてる」
「なら、なんで‥‥」
「膨らみすぎたんだよ、俺の中に元からあった感情が」
「それって‥‥」
もしかして‥‥
「うん、マナちゃん。俺はそっち系じゃないよ」
「あれ、違うの?」
「前もだったけど、俺ってそんなにそう見えてんの?」
だって、今の話し方だったら誰でも思うよ‥‥。
「困ったな。そういう意味じゃなくて‥‥」