シスコン総長VS溺愛総長!? 1R
「あ、あたしはマナ。佐々守マナ」
「マナちゃんね。よろしく~」
「よろしく~」
和やか雰囲気で、握手をするあたしとレオ。
「おい、レオっ。仲よくしてんじゃねぇよ」
目を三角にして怒り出したカナタ。
「そうだった。マナちゃん、ちょっと一緒に来てもらえる?」
「‥‥?いいよ」
あたしの返事を聞いた後カナタは中年ブタのほうを見て。
「つーわけだ。コイツは借りるぞ、ブタ」
あたしの腕をグイッと掴みながら歩いていく。
あたしは、引かれるがままにただカナタの後をついていく。