シスコン総長VS溺愛総長!? 1R
ナオの運転に期待なんてこれっぽっちもなかったけど、ここまでだったとは‥
ぐるんぐるんする頭を必死に起こして前へ歩く。
すっかり日は落ちて夕焼け色に空は染まっていた。
「ちょっと、時間がやばいな」
ナオが空を見上げながら呟いた。
「ねぇ、さっきから何気にしてるの?」
「ここは、ハルたちだけが使ってるとこじゃねぇんだよ」
ハルたちだけじゃないって‥‥
他の族もここを使ってるってこと?
「え、そんなの俺知りませんけど‥‥」
「ま、時間がずれてたかなにかだろ。運のいいやつだな」
ナオが鼻を鳴らしながら、一番最初に夕陽を浴びた。
ぐるんぐるんする頭を必死に起こして前へ歩く。
すっかり日は落ちて夕焼け色に空は染まっていた。
「ちょっと、時間がやばいな」
ナオが空を見上げながら呟いた。
「ねぇ、さっきから何気にしてるの?」
「ここは、ハルたちだけが使ってるとこじゃねぇんだよ」
ハルたちだけじゃないって‥‥
他の族もここを使ってるってこと?
「え、そんなの俺知りませんけど‥‥」
「ま、時間がずれてたかなにかだろ。運のいいやつだな」
ナオが鼻を鳴らしながら、一番最初に夕陽を浴びた。