シスコン総長VS溺愛総長!? 1R
笑う龍と鬼
ナオの後ろ姿を追いかけながら、ゆっくり振り返った。
「ハル、本当に大丈夫?」
「心配しないで、自業自得なもんだから」
「けど、」
片足を引きずりながら、笑うハルに不安しか募らない。
「無理でも、もう少し早く歩け。今のお前じゃ俺の背中預けらんねぇし」
「‥‥わかってますよ」
少し悲しげにハルは笑った。
「そろそろ、来るはずなんだけど来ねぇな」
ナオがキョロキョロしながら道路へ出て行くと
「あぁ、なるほどね」
やられた。そう呟きながら乾いた声で小さく笑った。
「ハル、本当に大丈夫?」
「心配しないで、自業自得なもんだから」
「けど、」
片足を引きずりながら、笑うハルに不安しか募らない。
「無理でも、もう少し早く歩け。今のお前じゃ俺の背中預けらんねぇし」
「‥‥わかってますよ」
少し悲しげにハルは笑った。
「そろそろ、来るはずなんだけど来ねぇな」
ナオがキョロキョロしながら道路へ出て行くと
「あぁ、なるほどね」
やられた。そう呟きながら乾いた声で小さく笑った。