シスコン総長VS溺愛総長!? 1R
「ナオさんは、マナちゃんのことになるとすごいからね」
「それ以上言わなくていいよ‥‥」
女装から、本来の姿に戻ったナオが顔を赤らめながら食卓に着く。
あたしは、鍋の準備をしながらナオを見た。
いつも通り、ハルと話すナオ。
あたしにべったりで、すごくウザい
けど、とっても優しい
だから、あんな怒った顔をしたナオを見てショックを受けてる自分がいる。
それと、謝った時のナオはすごく小さく見えた。
「マナー、飯まだぁ?」
ナオがご飯を催促する。
「うん、もうちょっとー。って白菜がないじゃん!」