シスコン総長VS溺愛総長!? 1R

「そんな、ありえないみたいな顔で見ないでよ」


「だって、想像できないんだもん‥‥」


しっかし‥‥どこに行けばいいんだろう


「マナ、放課後一緒に行こうか」


「ケイタ場所知ってるの?」


フッとほほ笑んだケイタは静かに目を閉じ


「当たり前。大体の予想はつく」


寝息を立て始めた。


じゃあ、ケイタと一緒に行けばいいよね


あたしは、窓の外に目を移しグラウンドを見た。


春の日差しとは思えないほど眩しい。


「マナちゃん」


トントンと肩を叩かれ振り返る。


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