シスコン総長VS溺愛総長!? 1R
「あー、もう2人とも落ち着いて!」
ハルをケイタから剥がし、落ち着かせる。
「とりあえず、2人で行ってくるから。教室で待ってて!」
「‥‥わかった。だけど、何かあったら必ず俺を呼んでね」
納得のいかないような顔であたしを見るハル。
「わかってる。ちゃんとハルの事も信じてるから」
あたしは、ハルの手をギュッと握った。
「じゃあ、ケイタ。よろしくね」
「ん。りょーかい」
また眠りだしたケイタの頭をポンポン叩きながら笑う。
さて‥‥今度は何事なんだろうな‥‥