シスコン総長VS溺愛総長!? 1R
「ケイタ、なんでコイツと一緒に?」
「一緒のクラス。俺様な鬼からの護衛のために来たんだよ」
大きな欠伸をこぼし、長いソファへと足を運び寝始めたケイタ。
「誰が、俺様な鬼だ‥!」
「マナちゃーんこっちに座っていいよー」
レオが段ボールをカナタの机に置いて、ケイタの寝ているソファと反対側にあるソファに誘導してくれる。
「ありがとう、レオ」
「でも、驚いたよーケイタと仲良かったんだね!しかもケイタの名前を呼んでいるだなんて」
「おかしいことなの?」
レオは、紅茶を入れながら話す。
「ケイタは、人見知りで名前で呼んでるやつなんて俺らくらいだったんだよ」
そうだったんだ‥‥