生き続ける-消えない思い出-
私は、写真展の管理人やその他関係者から、情報を徹底的に聞き出した。
その中で、ふと高校の名前を耳にした。
その人の高校とは断言できない。
そこへ行ってもその人がいないかもしれない。
しかし私は、他にあてがなかったので、その高校に思い切って入学したのだ。
今自分で振り返っても、危ないことをしたと思っている。
全く勉強していなかった私は、その高校へ行くのにかなりの苦戦をした。
親や教師の反対を押し切って、死ぬ気で受験勉強した。
そして、今。
その高校に、私はいる。