生き続ける-消えない思い出-
俺の決意というのだろうか
それが固まったのを見た部長が、口角を上げて言った。
「その様子じゃ、もう大丈夫かな?うじうじクン」
「うっ…!?」
ああ、いつもの部長に戻った。
気まぐれ適当部長さんに。
「どーでもいいけど、もう外かなり暗いぞ。お前も早く帰れよー」
「え、まじかよ。…分かってたけど」
「いーや絶対分かってなかっただろ」
「うっさいバカ部長!」
そんな会話(?)を交わしながら、俺達は、もう夕日が姿を消した薄暗い教室を出た。